前回は外国為替証拠金取引を始めるための口座開設についてご紹介しましたが、今回は外国為替証拠金取引のリスクについて簡単に触れておきましょう。外国為替の初心者や株の初心者の方などどなたにも分かりやすく説明出来ればいいなと思いますので、くりっく365を例に各種リスクをご紹介します。
[外国為替☆入門;FXのリスク①]
取引対象である通貨の価格(外国為替相場)の変動により損失が生じることがあります。加えて外国為替証拠金取引は、取引金額がその取引について顧客が預託すべき証拠金の額に比較して多額になるため、為替相場の状況によっては差し入れた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。
[外国為替☆入門;FXのリスク②]
クロスカレンシー取引では決済が当該通貨ではなく『円』でなされることから、決済時に当該通貨の為替リスクに加えて円との為替リスクが生じます。
[外国為替☆入門;FXのリスク③]
取引対象である通貨の金利が変動することなどにより、保有するポジションのFXスワップポイントの受取額が減少する可能性、又は支払額が増加する可能性があります。ポジションを構成する2国間の金利水準が逆転した場合は、それまでスワップポイントを受取っていたポジションで支払いが発生する可能性があります。
[外国為替☆入門;FXのリスク④]
くりっく365では、取扱会社に対し金融先物取引所が取引の相手方となる「清算制度」を導入しており、投資家の証拠金は、全額取引所が分別管理しているため、原則として保全されます。しかし、取扱会社が破綻した場合には不測の損失を被る可能性があります。
今回も外国為替証拠金取引(FX)の初心者の方にも分かりやすいように、代表的なFX用語をご紹介しておきましょう。前回同様、いずれの用語も外国為替証拠金取引(FX)の基礎となりますので、入門前に覚えておきましょう。
[外国為替☆入門;スワップ(Swap)]
2種類の通貨の金利差のこと。FXのスワップとは、買い通貨と売り通貨の金利差で生じるスワップ金利によって利益を得る方法のことを云います。
[外国為替☆入門;スプレッド(Spread)]
買値と売値の価格差のこと。「米ドル/日本円:売値100.15,買値100.20」と表示されている場合、買うときは100円20銭だけど、売るときは100円15銭ということ意味します。この価格差の5銭がスプレッドです。
[外国為替☆入門;スリッページ]
指定した価格と成約価格との価格差のこと。指定していた価格(指値;さしね)と実際の約定価格との差額のことで、具体的には、注文を出したときのレートと約定レートとの差を指します。相場の急落・急騰など為替相場状況により、スリッページが大きくなるケースがあります。
[外国為替☆入門;マージンコール]
保証金維持率が下がり、維持率をあげるための追加保証金(追証)を入れること。又は追加保証金が必要な状況のこと。
[外国為替☆入門;ロスカットルール]
保有ポジションの損失が一定損失限度額を超えた場合に、自動的に保有ポジションの損切りを行うルールのこと。多額の損失の発生を未然に防ぐために設置されるルールで、最近では業者がメールやPCの画面上などでアラームで知らせてくれるサービスもあります。
今回の外国為替入門は、ズバリ「外国為替」についてです。前回ご紹介した為替との共通点と違いについて分かりやすくご紹介できたら幸いです。
[外国為替☆入門~外国為替とは?]
おさらいになりますが、為替とは、為替手形や小切手、郵便為替、銀行振込など、現金輸送を伴わない決済方法のことを指します。対して外国為替は、通貨を異にする国際間の貸借関係を、現金を直接輸送することなく、為替手形や送金小切手などの信用手段によって決済する方法のことを指します。
今回は外国為替に対して、日本国内で利用される為替を「内国為替」ということがあります。
日本国内の為替が、現金輸送のリスクヘッジとして発展してきたのに対して、外国為替は通貨の異なる異国間の取引を成立させるために必要とされたという歴史を持ちます。
現代の日本では、為替取引とは「顧客から、隔地者間で直接現金を輸送せずに資金を移動する仕組みを利用して資金を移動することを内容とする依頼を受けて、これを引き受けること、又はこれを引き受けて遂行すること」と定義されており、離れた場所というのが日本国内であれば、銀行振込やクレジットサービス、外国であれば外貨交換や外国送金などのことを意味します。
これまでみてきたように為替は現金を伴わない決済サービスを指しますが、内国為替、外国為替ともに有料のサービスです。その手数料は、お金を運ぶ手間、お金を運ぶリスクというものの対価として支払うわけです。